人間の心や、精神面に対する本がたくさんあります
それらの本の著者は、もともと強い心を持っていて
自分の困難を解決することによって
その強さに気付くことのできた人達であり
現に病んで苦しんでいる心の弱い人達の
気持ちが分からないから言えるのでしょう。
『体を鍛えなさい』と言われるならば
筋肉が付いてくれば、その変化は分かります。
しかし『心を鍛えなさい』『心を強くしなさい』と
言われても 目に見えないですし
本人にとっては非常に分かりにくいことだと思います。
心を強くする方法なども書いてありますが
理解できません
ましてや、助けを求めてそのような
本を購入する人には
心を訓練する余裕などありません。
『心を鍛える』というのは
今の辛さに負けないようにすることで
『心を強くしなさい』も
今の悩みを跳ね返せということでしょう
読んだことでヒントに気付き
過去の出来事を振り返り
そして修正できる強さがあれば問題ありませんが
悩み苦しんでいる、まだ心に壁を打ち壊すという力が
不足している人にしてみると
本を読む前よりもっと長い時間
立ち止まることになりますし
もっと苦しみます
過去の辛さや苦しさはキレイに記憶から
消すことなどできないのですから
自分自身で逃げることなく真正面から
すべてを受け入れなければいけないのです
すべてを受け入れることで
相手を違う角度から見ることでき
今までは想像すらできなかった
新たな感情が生まれるはずです
theme : 詩・想
genre : 小説・文学